今年もまた台風シーズンがやってきましたね。7月24日、マリアナ諸島付近で台風9号(クローサ)が発生しました。中心気圧は990hPa、中心付近の最大風速は25m/sと、なかなか大型に育ちつつあります。現在は北東方向へゆっくり進んでいますが、今後さらに発達する予想が出ています。

「台風9号、今年もやっぱり来たか…発達の様子が気になるなぁ。」
進路予報は?気象庁・米軍・ヨーロッパ各国の見解
気象庁の発表によれば、この台風9号は28日〜29日にかけて小笠原諸島の東側を進む見通しです。進路の信頼度(予報円)がまだ広めに出ていて、父島などへの直撃は今のところ可能性が低いものの、暴風域を伴いながら北上するので強風・高波・一時的な雨に警戒が必要だそうです。
また、米軍合同台風警報センター(JTWC)やヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)も小笠原近海まで北上、その後は太平洋高気圧に阻まれて速度がゆっくりになる見込みを出しています。各国とも本州への大きな影響は低そう、という点で一致しています。

「進路予想、各国見比べると微妙な違いはあるけど、今のところ本州直撃じゃなさそうでちょっと安心。」
windyのリアルタイム天気図でチェック!
最近よく使われているのがwindy(ウィンディ)という気象サイト。風速や風向、雨量、波高などをビジュアルで分かりやすく表示してくれるので、台風の進路や勢力も“見える化”できて便利です。windy最大の特徴は、無料でもかなり詳細な情報が得られる点。台風の渦や上下左右への広がりもライブで確認できるので、自宅周辺への影響度合いをリアルタイムで感じ取れます。

「windyの台風モード、ぐるぐるの渦とか一目で分かって、子どもも夢中になって見てるよ!」
進路予想にどう差が?日本・米軍・ヨーロッパ比較
気象庁・米軍JTWC・ヨーロッパECMWF、それぞれ時差や解析手法の違いで進路にややばらつきはあります。ただし今回はどこも「小笠原近海を東寄りに北上」の線でほぼ一致。強いて細かく言うなら、米軍のほうが進路の南寄りを、ヨーロッパはやや東寄りをシミュレーションすることが多い印象です。
この「複数モデルを比べながら判断する」って意外と精度アップにつながるそう。最新情報はこまめにチェックですね。

「各国モデル、細かい違いはあるけど…複数見て総合判断!って感じかな。」
台風のたまごと今後の発達の可能性
今年は台風の“たまご”と呼ばれる熱帯低気圧が次々発生しています。台風7号から10号まで、短期間でどんどん成長中。この連鎖で、台風9号に続くものももうすでにスタンバイ中かも…?台風情報は“たまご”段階から見るのがポイントらしいです。

「台風のたまご、どんどん生まれてて油断できないわぁ。」
防災対策は万全に!
「直撃じゃなさそう」とはいえ、最新台風は勢力も強く油断は禁物。特に小笠原諸島や関東太平洋側では強風や高波が予想されています。お庭の植木をまとめ直したり、雨戸の点検、停電対策の電池ストックあたりは早めの備えを忘れずに。急な進路変更もあり得るので、常に最新情報を手元ですぐ確認できるように準備しましょう!

「進路予想外れても慌てないよう、備えだけは早めに済ませちゃおう!」
台風シーズン、情報リテラシーも大事
ネットやSNSにはさまざまな進路画像や予想図が流れていますが、信頼できる情報かどうかも気にかけたいところ。windyや米軍サイト、気象庁など公式情報を必ずクロスチェックして、過剰不安やデマを鵜呑みにしないよう気をつけましょう。子どもや高齢の家族にも、正しい情報をサッと共有してあげると安心です。

「台風情報は複数ソースでチェック!家族にもサクッと伝えて安心を。」
おわりに〜頼れる情報源を上手に使おう
今年の台風9号、今のところ本州直撃は考えにくいですが、動きが読みにくいのも台風の特徴。気象庁発表だけでなく、windyや米軍・ヨーロッパの最新情報も小まめにチェックしながら、一緒にこの夏を乗り切りましょう!
コメント