スマホに突然かかってくる「+1(800)」から始まる不思議な電話番号。見たことある方、多いのではないでしょうか?一瞬「海外からかな?」と思ってしまいますが、実際にはアメリカのフリーダイヤル番号なんです。知らない相手からの電話は不安になりますし、留守電に残されていたら再生しても大丈夫?と心配になるものですよね。今回はその疑問をわかりやすくまとめてみます。

+1(800)って、なんか怪しく感じる番号だよね。
+1(800)番号とは?
「+1(800)」はアメリカやカナダで使われているフリーダイヤル番号で、日本でいう「0120」や「0800」と同じようなもの。そもそも正規の企業やカスタマーサービスでも利用される番号なので、必ずしも怪しいわけではありません。ただし、その仕組みをうまく悪用して詐欺電話に使うケースも少なくありません。

「フリーダイヤルでも悪用されることがあるんだって!」
留守電を再生すると料金は発生する?
気になるのは「留守電を聞くだけでお金取られるの?」という点ですよね。結論から言うと、留守電を再生するだけで国際料金が発生することはありません。発生する可能性があるのは「こちらから折り返し電話をした場合」や「指示に従って番号を押す操作をした場合」です。過去には「○○を押してください」という誘導から高額な国際通話料金を請求される詐欺もあったので、基本的に怪しい指示には従わないのが鉄則です。

留守電を聞くだけなら安心して大丈夫!
折り返し電話は危険?
知らずに+1(800)に折り返しをしてしまった場合、どうなるのでしょうか。相手が本当に企業のカスタマーセンターなら特に問題はありません。しかし、詐欺業者の場合は着信相手をだまして長時間通話させ、通話料金を大量に発生させる手口もあります。特に「こちらの英語が通じない」「妙に早口で切らせない」といった特徴がある場合はすぐに通話を終了しましょう。

折り返すなら相手を確認してからが安心!
着信拒否しておいた方が安心?
一度でも怪しいと感じたら、着信拒否に設定してしまうのが一番シンプルで安心な対策です。「またかかってきた…」と毎回心配するより、通知自体が来ない方が心穏やかに過ごせます。スマホの設定で番号指定の拒否をしておきましょう。

怪しい番号は迷わずブロックしちゃおう!
電話番号はどこから漏れたのか?
「なぜ私の番号に?」と誰もが気になりますよね。考えられるパターンはいくつかあります。
- ネット通販などで入力した個人情報が外部に流出した
- SNSやアプリに登録する際に電話番号を入力した
- 懸賞やアンケートで提供した番号がマーケティング業者に回った
- 過去の情報流出事件に巻き込まれてリストに載った
特にアプリや海外通販をよく利用する人は注意が必要です。

どこで番号が漏れたかは自分で意識してチェックしたいね
被害に遭わないための対策
実害を防ぐために、日常でできる対策を整理しておきます。
- 知らない番号には基本的に出ない
- 留守電に「折り返してください」という内容があった場合でも鵜呑みにしない
- 不安なら公式サイトや正規サポート窓口に自分から直接連絡する
- スマホには迷惑電話対策アプリを入れておく
こうした習慣をつけておくだけで、ほとんどの詐欺電話は回避できます。

知らない番号には出ないのがいちばん簡単な自己防衛だね!
実際にかかってきた時の心構え
突然「+1(800)」から着信があったら、まず深呼吸。慌てて出たり折り返したりする必要はありません。留守電が残っていたら再生してもOKですが、内容が不自然ならスルーで。もし本当に重要な要件なら、別の方法(メールや郵便)で必ず連絡がきます。今の時代、重要なのに電話だけで済ませるケースは少ないので安心して良いのです。

もし大切な用事なら必ず別ルートでも連絡が来るはず!
まとめ
「+1(800)からの留守電を聞くだけで料金はかからない」というのが基本。怪しいと思ったら折り返さず、着信拒否を設定しておけば心配はいりません。電話番号の流出は完全に防ぐのは難しいですが、普段の使い方を少し意識するだけでリスクをぐっと減らせます。安心してスマホを使えるように、日頃から自分の番号をどう扱っているか振り返ってみましょう。

知らない番号はスルー&着信拒否で安心生活!
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